English
検索
ホーム>会長挨拶・会長会見・会長談話・会長コメント>平成22年 新年のご挨拶
平成22年 新年のご挨拶

日本証券業協会
会 長 安東 俊夫

 平成22年の新年を迎えるに当たり、謹んでお慶び申し上げます。
 昨年9月以降、世界景気の底入れ期待から金融危機の発信地であるニューヨーク市場を含む主要各国の株式市場が順調な回復をしているなか、金融部門が直接の影響を受けなかったわが国の市場が相対的に立ち遅れていることを大変憂慮しております。時価総額でも、東京はニューヨークに次いで第2位と、上海の第6位より上位にいるものの、上海・香港・深センを合わせると、実質的には、昨年すでに中国に追い抜かれた状況にあります。
 また、従前より指摘されていることではありますが、わが国市場での外国人投資家の取引も、最近はやや落ち込み、これまで60%台であったものが、50%台に下がっております。こうしたことから、今や外国人投資家が日本市場・日本企業への投資に対して興味を失いつつあるのではないか、という強い危惧を持っており、わが国の市場の魅力を積極的に海外に発信していく必要があると感じております。このような意識のもとに、本協会では、これまでもわが国の市場の海外IRをロンドン及び香港で行ってきたところであり、本年の3月にはシンガポールでも開催する予定であります。
 加えて、個人投資家の取引も約25%程度にすぎず、より多くの個人投資家に参加していただくことも重要であります。このように、個人投資家も含めた内・外の投資家が、より市場に参加していただくためにも、信頼される市場を構築することが喫緊の課題であります。
 そのためには、市場の流動性・効率性を阻害し国際競争力を弱めることのないよう市場に対する慎重な配慮が必要であり、また、前広かつ積極的な経済対策・市場振興策を打ち出していく必要があると考えております。
 本協会としても、本年は、投資家のための簡素でわかりやすい証券税制の実現や、社債市場の活性化等に向けた政策提言機能の強化等への取組み、さらには、自主規制のあり方の抜本的な見直しに向けた検討や、証券取引等の苦情・相談、あっせん機能の充実に向けた取組みなどを通じて、わが国金融・資本市場の活性化、さらなる経済発展に貢献して参りたいと考えております。

以 上

line

/免責事項/個人情報の取扱い/ご意見等/サイトマップ/

Copyright(C) 1997 Japan Securities Dealers Association.All Rights Reserved.