金融・証券用語集

PER
(ぴーいーあーる)

意味

株価が割安か割高かを判断するための指標。株価収益率(Price Earnings Ratio)のこと。株価が「1株当たりの当期純利益(単に1株当たり利益、1株益ともいう)」の何倍になっているかを示す指標。

解説

会社の1株当たり利益と現在の株価とを比較します。

この場合、1株当たり利益は来期以降の予想数値を使います。株価は将来の業績がどうなるかを予測して動くからです。例えば株価500円のA社の予想1株当たり利益が50円ならPERは10倍となります。1株当たり利益は、1年間の事業活動で株主に残された利益ですので、この会社が10年間同じ利益を継続すれば、毎年50円ずつ株主の資産が増えるので、株価が上昇しなくても10年で投資資金の500円を回収できることになります。一方、同じ株価500円で1株当たり利益が25円のB社のPERは20倍です。B社は投資資金の回収に20年かかることになりますので、この場合にはA社に比べB社の方が割高ということになります。このほか、個別の会社のPERを市場全体や業種全体の平均PERと比較する、あるいは個別の会社の過去のPERの推移と比較して現在の株価が割高か割安かを判断することもできます。PERの一般的な傾向としては、企業の今後の成長期待が高いほど、将来の株価上昇を期待して買いたい投資家が増えるため、その結果株価が上昇しPERは高くなります。何倍が妥当という水準を示すものではありませんので、相対的な投資尺度として活用しましょう。

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