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J-IRISSの仕組み

 ●J-IRISS(内部者登録・照合システム)の仕組み

(1)なぜJ-IRISS(内部者登録・照合システム)は誕生したのですか?

◆上場会社の役員のインサイダー取引を未然に防止するための1つのツールとして誕生しました。

<経緯などのご説明>
◇従来より証券界では、顧客のインサイダー取引を未然に防止する取組みとして各証券会社において「内部者登録カード」を整備しております。これは、証券会社の顧客のうち「上場会社の役員やその配偶者、同居のご家族」などを予め内部者である顧客としてカード(帳票)に登録し、それらの顧客が自社株式(内部者として登録されている会社の株式)の売買注文を発注した際に注意を喚起し、意図しないインサイダー取引が行われないようにするものです。
◇しかし、それまでの内部者登録カードの整備は、基本的には、顧客本人の申告をベースとせざるを得ないため、人事異動などにより顧客の登録内容に変化が生じた場合には、その内容を把握することは困難な状況となっておりました。
◇そこで、内部者登録カードをより正確かつ効率的に整備できるようにするため、上場会社の役員等の情報を事前に登録いただき、これをデータベース化したシステムである「J-IRISS」を構築しました。
◇インサイダー取引を防止することは、市場の公正性の維持のみならず、市場の信頼性を維持・向上させる観点からも意義があるとの認識に基づき、証券会社、上場会社、取引所、行政当局などを含め幅広い市場関係者が考えて作りあげたシステム、それがJ-IRISS(内部者登録・照合システム)です。


(2)J-IRISS(内部者登録・照合システム)って、そもそも何ですか?

◆上場会社の役員などの情報が登録された「内部者情報登録・照合システム」です。J-IRISSの名称は、「Japan-Insider Registration & Identification Support System」)の頭文字をとったものです。


(3)J-IRISS(内部者登録・照合システム)に登録することで、どのように、インサイダー取引を未然に防止するのですか?

◆J-IRISS(内部者登録・照合システム)に登録いただいた上場会社の役員などが、証券会社に自社株の売買注文を出す際に、証券会社側から、「インサイダー情報(重要情報)をお持ちではないでしょうか?」という注意喚起がなされます。この注意喚起により、うっかりしたインサイダー取引などを未然に防止できます。


(4)証券会社ではJ-IRISS(内部者登録・照合システム)をどのように利用しているのですか。

◆証券会社では、定期的に自社の顧客情報とJ-IRISS(内部者登録・照合システム)に登録された情報とを照合・確認することで、上場会社の役員を「内部者(インサイダー情報をお持ちである可能性のある方)」として認識(登録)します。最低でも1年に1回は照合・確認がされます。

◆なお、証券会社は、J-IRISS(内部者登録・照合システム)に照合しても、自社のお客様ではない方の情報は入手できない仕組みです。つまり、登録された個人情報を証券会社が検索、閲覧などできない仕組みとなっておりますので、ご安心ください。

(5)インターネット取引の場合にはどのように注意喚起がなされるのですか。

◆例えば、ログインいただいたお客様専用の画面で、お取引の際に、「インサイダー情報(重要情報)をお持ちではないでしょうか?」というアラートが表示されます。その確認画面で「重要情報を持っていません」と確約(承認)いただいた場合のみ、取引を受託いたします(証券会社によって異なりますので、お取引口座のある証券会社に、お尋ねください。)。

 
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日本証券業協会 J-IRISS推進室

TEL:03-3667-8470