座談会

就職して1年目から3年目。そろそろ社会人として独り立ちできる、あるいはすっかり社会人の顔つきになっている、けれども年齢的にはまだ学生の皆さんに近い若手職員に集まってもらいました。彼、彼女らの口を通じて語られる日本証券業協会の姿から、証券界を支えることを使命とする職場で働く魅力について、少しでも感じ取っていただくことができればと思います。
※掲載されている職員の所属部署・業務内容は取材当時のものです。

若手が集合! ホンネで迫る日本証券業協会

REASON それぞれの理由/
なぜ日本証券業協会?

自主規制機関としてのさまざまな仕事

Oさん
今日は座談会ということで、入職3年以内の若手職員に集まってもらいました。最初に、自己紹介からお願いします。現在の所属部署と、どのような仕事をしているか、簡単にご紹介ください。それではまず、日本証券業協会(以下、「日証協」)の主要業務の一つである自主規制関連の部署の方からお願いします。
Kさん
自主規制本部自主規制企画部に所属しています。自主規制ルールを多く所管している部署で、協会員の行う投資勧誘や顧客管理などに関するルールの制定・改廃などについて所管しています。万一、問題が起きた場合は、再発防止のためのルールづくりもしています。最近の例では、高齢者への勧誘方法を規定した「高齢者ガイドライン」など、どうすればお客さまに良質な商品を提供できるかという観点で規則を作成しています。
Mさん
私は規律本部規律審査部に所属しています。主な仕事内容は、証券会社や銀行など協会員の従業員の方が、『証券六法』に載っているような法律や、日証協が定めている定款・諸規則に反してしまった場合、協会員の従業員の処分など自主制裁を発動するという業務になります。

多彩な業務内容の部署があることも特徴

Oさん
証券界における自主規制機関というのが日証協の基本的な位置づけですが、組織としては、自主規制業務以外にもさまざまな部署がありますね。
Tさん
はい。私の所属は政策本部の企画部です。企画部は、今後の証券界の方向を決めるような、あらゆるテーマ、政策について検討する会議体を運営しています。最近の具体例では、国債の決済期間の短縮化や、東京の国際金融センターに向けた取組みなどをテーマとして、証券会社やいろいろな機関の方に集まっていただき、意見の取りまとめ、提言などを行っています。現在の金融業界、証券業界がどのように進んでいるのかを、肌で感じながら仕事ができるセクションです。
Oさん
金融経済教育に力を入れている、というのも特徴ですよね?
Yさん
ご紹介をありがとうございます(笑)。私の所属する部署は、金融・証券教育支援本部の普及推進部です。広く一般の方々に金融知識を身に付けてもらい、少しでも投資に興味を持ってもらおうというというのが普及推進部の主な仕事です。例えば、10月4日は「投資の日」ですが、そのことを皆さんにもっと知っていただけるよう、「とうしくん」というゆるキャラを使いながら、活動しています。小学校に講師を派遣し、「お菓子の株式会社」というテーマで、会社経営の体験を通じて、株式会社の仕組みなどを学習してもらうような事業も行っています。
Oさん
ゆるキャラまである自主規制機関は、珍しいかもしれませんね(笑)。そのほかにも、証券業界全体をサポートする立場から取り組んでいる業務がありますよね。NさんとZさんの仕事がそうだと思うのですが。
Nさん
私は、証券保安対策支援センターとBCP対策室を兼務していますが、証券市場全体をサポートするという観点では、BCP対策室に証券市場のBCP(事業継続計画)に関する業務があります。例えば、地震などの大規模災害が起きたときでも、証券会社などが事業を継続できるように、取引所などの証券関係機関も巻き込んだ大規模な訓練を企画・実施しています。
Zさん
私がいる研修部は、協会員向けの研修を企画・運営する部署です。協会員の代表者を対象としたセミナーから、営業員向けの研修まで、内容は多岐にわたります。
Oさん
さまざまな部署があり、それぞれの業務内容が多彩だということが、日証協の特徴と言えそうです。
最後になりましたが、私の所属は総務部です。総務はどの会社にもありますが、他の部署の業務に該当しないあらゆる仕事を一手に引き受け、裏方として会社を支えているのが総務という仕事。日証協の場合、その他にも、協会員が日証協に新規に加入する際の審査や、総会や理事会などの日証協としての意思決定を行う上位会議体の運営などを行っています。

志望動機について

Oさん
続いて、皆さんがなぜ日証協を選んだか、そして実際に働いてみてどういう風に感じたかを伺いたいと思います。志望動機については、やはり金融業界に興味を持っていたという方が多いでしょうか?
Kさん
私はそうですね。大学では金融学を学んでおり、その延長線で金融業界を広く志望していました。民間企業や取引所、自主規制機関を対象に就職活動を進めていましたが、最終的に、金融市場をより公平な、より多くの人が参加できる市場にするために働きたいと考えるようになり、日証協を選びました。
Tさん
私も大学でマクロ経済政策を学び、為替に関する研究をしていたので、金融・経済の発展に関わる仕事がしたいと思い、その中でも特に証券に関わる会社を中心に就職活動を進めていました。民間企業に入って自社の業績を伸ばすことよりも、広く証券業界の発展に貢献できる「ルール作り」や「普及啓発活動」を行う日証協の仕事に魅力を感じました。
Zさん
私は金融業界に限定していませんでしたが、広く社会や経済に貢献できる仕事がしたいという思いがあって、日証協ならそれができると感じて入社を決めました。「公」の意識を持って仕事ができる点と、「民」である証券会社や登録金融機関の方々の利益も考えながら仕事ができる点、この二つが両立しているところが魅力でした。
Mさん
私は、学生時代に政治学を専攻しており、秩序をつくるルールの制定に携われる会社を軸に就職活動をしていました。日証協では自主規制ルールの制定のほか、監査や金融経済教育など全く異なる分野の仕事が一つの会社で行われています。こうした、さまざまな業務に携われるところが良かったです。
Yさん
大学は商学部で、金融業界全般が志望でした。アルバイトで塾講師をしていたことから教えることに関心もありました。日証協は金融機関のなかでも金融経済教育に力をいれており、その点にオリジナリティを見出していました。
Oさん
やはり金融業界を志望していた人が多いですね。私もYさんと同じように、日証協に関心を持ったきっかけは、金融経済教育や金融リテラシーの向上に資する活動に携われる点でした。日証協を調べるうちに自主規制業務も行っていることを知り興味を持ちました。
Nさん
私も金融業界を志望していたという点は同じです。就活時は日証協のほかに、銀行やコンサルタントも志望していました。企業選択の際、「安定」がキーワードの一つになっていました。ここで言う「安定」とは、組織としての安定性というより、会社がたとえなくなったとしても自分自身が生き残れる力を身に付けられること、というふうに定義していました。金融についての知識を得ることができ、かつより専門的であればキャリアとして差別化につながると考え、日証協を選びました。
PAGE TOP