第1回

初任給の使い道はどうするべき?
おすすめの使い道は?

初任給、楽しみだなー。会社から支給される初任給は全額使えるのかな?両親にプレゼントもしたいし、スーツやバッグとか社会人アイテムも買いたいな。みんなは何に使っているんだろう?

社会人になって最初にもらう初任給、何に使うか悩みませんか?
みんなの使い道をランキング形式で紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。

みんなの初任給っていくら?

そもそも初任給は一体いくらくらいもらえるのでしょうか。厚生労働省の調査結果を見てみましょう。

学歴別初任給
出典:厚生労働省「令和元年賃金構造基本統計調査結果(初任給)の概況」より日証協作成

大学卒だと、初任給は平均で約21万円もらっているようです。ただし、この約21万円全額は使うことができません。
なぜなら、事前に「所得税」と「住民税」、「社会保険料(厚生年金・健康保険・雇用保険)」が差し引かれ、残りの金額が振り込まれるからです。このうち「住民税」は、前年の所得に対してかかるため初年度はなく、社会人2年目から差し引かれます。また、会社によって支払いタイミングは異なりますが、多くの場合、厚生年金と健康保険の保険料は2ヶ月目から差し引くため、初任給からは差し引きません。
ですので、1年目の手取り給与のうち、初任給が一番高額。額面の約9割強が手取りと考えると良いでしょう。ちなみに、2年目以降の手取り給与は、給与の約8割となります。

21万円の約9割強だから、19万円くらいを使えるっていうことだね!
使い道をしっかり考えないと…

初任給の使い道は大きく分けて3つ!

みんなはどんなことに初任給を使っているかランキングを見てみましょう!

はじめてのお給料の使い道TOP10
出典:LINEリサーチ調べ

もっとも多かったのが「親にプレゼント」で28.4%。そして2番目が「貯金」で24%、3番目は「生活費」で22.1%でした。新社会人になって最初にもらうお給料は、親への感謝の気持ちを込めてプレゼントする人が多いようですね。

初任給には、誰のことを想って使うかによって、「お世話になっている人へ」「今の自分へ」「将来の自分へ」の大きく3つの使い道があります。

①お世話になっている人へ
お世話になっている人、たとえば家族に日頃の感謝を込めてプレゼントをしたり、美味しいレストランに連れていったり、プチ旅行などに誘ったりすることに初任給を使えば、喜んでもらえて、すごく満足度が高い使い道になりますね。

②今の自分へ
一人暮らしをしている人であれば家賃や水道光熱費など、また、実家暮らしの人も、社会に出てからは、実家に一定額を払う場合も多いでしょう。ちなみに一人暮らしの場合、1ヶ月の生活費の平均は約16万円(出典「家計調査2021年/総務省」単身世帯34歳以下)ですので、人によっては生活費でほとんどなくなってしまう場合もありそうですね。

また生活費以外にも、慣れない仕事を頑張った自分へのご褒美として、デパ地下の高級スイーツや、学生時代の友人と日帰り旅行に行くのも良いですね。

③将来の自分へ
今は、社会人として慣れるのに一生懸命の毎日ですが、これからの自分の人生に目を向けてみると、「スキルアップしたい」「新しい趣味を始めたい」「結婚したい」など、やりたいことはありませんか?そんな、まとまったお金が必要になるときに備えて、初任給の一部を貯金や投資にまわしておくと安心です。また、お金という有形資産だけでなく、将来の自分に役立つ資格や人脈づくりなど、無形資産を作るための使い道も、とても有意義でしょう。

私は一人暮らしを始めたから生活費にほとんど消えちゃうけど、
残りは親へのプレゼントに使おうかな。

後悔しない初任給の使い道のポイント

初任給の使い道はさまざまですが、何も考えずに使ってしまうとあっという間にお金はなくなってしまいます。学生時代は、お金がなくても何とか生活できた人も、これからは社会人として自分ひとりの力で生きていかないといけません。

お金は適切に使うことによって、自分も幸せになるし世の中の経済もまわります。しかし、毎月手に入るお金には限りがあり、使えば使う分だけなくなります。初任給をもらったら、「生活に最低限かかるお金」と「突発的に必要になるお金や将来に向けた貯金」を差し引いた残りの中で、使い道を考えましょう。本当に自分が欲しいもの、好きなこと、やりたいことなど、あとで「使って良かった」と思えるような使い道がおすすめです。そのためにも、入社をしたら、家計簿などで生活に最低限かかるお金を把握して、いくら使えるのかじっくり検討しましょうね。

せっかくの初任給は無駄にはしたくないな。
よし!家計簿をつけて、後悔しない使い道をじっくり考えるぞ。

初任給は全額使えるわけではないんだね!初任給の使い道としては大きく、お世話になっている人へ、今の自分へ、将来の自分への3つのパターンに分かれるよ。大切なお金、しかも一生に一度の初任給の使い道はじっくり考えて決めよう!また、今後の給料についてもしっかりとプランを立てて使い道を考えていこう!