










企業は株式を発行して株主をつのり、それで得た資金で事業を拡大、収益の一部を「配当金」として株主に還元します。株主は購入した株式の値上がりによる売買益(キャピタルゲイン)が期待できます。また、その会社に出資して資金面で応援するという楽しみや、会社を育てて、経済や社会の発展に寄与するという社会的意義などもあります。



投資信託(ファンド)とは、投資家から集めたお金をまとめ、資産運用の専門家が株式や債券などに投資・運用し、その運用の成果として生まれた利益を投資家に還元するという仕組みの金融商品です。運用対象や運用手法により、安全性を重視して運用する投資信託から積極的にリスクを取りつつ収益性を追求する投資信託まで多くの種類があります。


※外国の株式や債券で運用する投資信託には為替変動リスク等があります。


投資を一度に行うのではなく、投資する時期を何度かにわけて時間分散することにより、投資するタイミングを外してしまうなどのリスクを回避することができます。例えば、一カ月ごとに一万円ずつ、株式や投資信託などに積立投資するなど、投資する時期を分けることにより、投資するタイミングによるリスクを小さくすることができます。

- 定額購入法(ドル・コスト平均法)
- 中長期の投資に有効な方法として、「定額購入法(ドル・コスト平均法)」があります。株式や投資信託は値上がりすることもあれば、値下がりすることもあります。そうしたリスクを低減させるために、毎回一定金額ずつ買い付ける方法のことです。
毎回同じ数量を買い付ける「定量購入法」でも購入価格は平均化されますが、「定額購入法(ドル・コスト平均法)」のほうが平均購入価格を安くすることができます。


一つの銘柄に集中して投資した場合には、その商品の価値が大きく目減りした場合、損失が大きくなってしまいます。
異なる値動きをする業種を組み合わせるなど、複数の銘柄に投資することによって、リスクを小さくすることができます。


短期間で相場を見てみると、一時的な要因により変動の幅が大きく振れることがありますが、長期投資することにより相場の変動幅がならされます。

※2003年〜2013年の日経平均株価データです。