日本証券業協会の役割
金融・資本市場は、次代を担う成長産業をはじめとする企業の資金調達の場であり、また、国民の資産形成・資産運用のための場として、企業の成長や国民の生活を支える重要な役割を担っています。日本証券業協会は、金融・資本市場において「自主規制機関としての役割」「業界団体としての役割」を担っています。この２つの役割を担うことで市場の拡大と適切な規制のバランスの取れた金融・資本市場の環境作りに貢献しています。
自主規制機関
（自主規制業務）
目的
株式などの取引の公正・円滑化、
投資者の保護
主な業務
- 自主規制ルールの制定
監査の実施、自主制裁の発動 - 外務員登録事務及び資格試験・
更新研修の実施 - 協会員の役職員向け研修等の実施
- 金融商品市場の制度整備・市場管理業務
- 証券取引等の相談・苦情、あっせん
- 認定個人情報保護団体の業務の実施
業界団体
（業界団体業務）
目的
証券業界の健全な発展
主な業務
- 金融商品市場に関する調査研究
及び意見表明 - 統計資料等の発表
- 広報事業
- 関係団体等との意思の疎通及び意見の調整
- 反社会的勢力の排除に関する支援
- 金融商品市場全体の事業継続に関する支援
- 金融経済教育活動の支援
日本証券業協会は、公正で透明性が高く、信頼のできる金融・資本市場の環境を作るため、様々な機関・団体との連携を行っています。
