
さまざまなイベントを通じて、
多くの方に金融経済教育の機会を提供したい。
金融経済教育推進機構(J-FLEC)出向中
2021年入職
- これまでの
キャリアパス -
2021
規律審査部
2023
金融・証券教育支援センター
(現在は業務をJ-FLECに移管)2024
J-FLEC(※)へ出向
金融経済教育の機会を官民一体で全国的に拡充していくことを目的に設立された認可法人。日証協を含む3団体が発起人。
WORK
- 入職を決めた理由
- 大学では法学を学んでおり、法律やルールに関わる仕事を軸に就職活動をしていたところ、日本証券業協会(以下、日証協)に出会いました。説明会に参加すると、法だけでなく教育や国際関連の業務にも携われることを知り、ますます関心が高まりました。実際に職員の方々にお会いすると、温かく誠実な方ばかりだったことも魅力的でした。幅広い業務領域や職場の雰囲気に惹かれ、ここでなら成長できると感じたことが入職の決め手です。
- 仕事について
- 入職1〜2年目は、協会員の法令・規則違反を扱う規律審査部において、証券事故の確認に関する業務に従事しました。3年目からは学校での金融経済教育のサポートに関わり、5年目の現在は、出向先であるJ-FLECの金融経済教育に関するイベントやセミナー、広報を担当するグループにおいて、主に、家計管理や資産形成をテーマとしたセミナーの企画、セミナーの講師や外部業者との調整、参加者対応といった業務を担っています。このほか、親子向けのイベントや作文コンクール、国際的な金融教育・金融包摂の推進のための啓発活動(グローバル・マネー・ウィーク)、CM制作などにも携わっています。

- 仕事のおもしろさ
- 一口に「金融教育に関するイベント」といっても、親子で気軽に学べるイベント、教員向けのWebセミナーなど、その内容やターゲットはさまざまです。多様なニーズに応えるのは簡単ではありませんが、多くの方々にご参加いただけたときやアンケートで高評価をいただけたときには、大きなやりがいを感じます。一方で、うまくいかなかった場合にも、改善して次に生かすというプロセスは自己成長にもつながるので、しっかりと向き合っていきたいです。また、J-FLECの職員のほとんどは各組織からの出向者です。さまざまなキャリアパスを持つ方たちと一緒に仕事するなかで、日々刺激を受けています。
- 成長を感じたとき
- 金融経済教育分野の業務に携わった当初は、セミナーの企画と言っても何から着手したら良いのか、広告の原稿のどこをどう確認すればいいのか分からず苦労しました。しかし、上司や先輩が丁寧に教えてくれて自分なりの視点が育ち、最近では積極的に自分の意見を出したり、企画を進めたりできるようになりました。少しずつではありますが成長を実感しています。若手もどんどん意見を出せる雰囲気があるのもありがたいです。
ONE DAY
- 09:00 始業
- メールチェック、イベント告知情報の掲載
- 10:00 午前業務
- 部内ミーティングで担当業務の進捗状況を共有
- 11:00
- 主催セミナーの台本読み合わせ
- 12:30 昼食
- 休憩スペースで同僚とランチタイム
- 14:00 午後業務
- 金融機関との共催セミナーに関するオンラインミーティング
- 15:00
- 広告代理店とCMについての打ち合わせ
- 16:00
- イベント配布物や資料の準備
- 17:30
- 終業



今後の目標
当面の目標は、チームのメンバーや関係者と協力して、少しでも多くの方にJ-FLECの中立・公正な金融経済教育の機会を提供することです。また、入職当初と比べると、自分の考えを持って業務を進めることが出来るようになりましたが、まだまだ知識も実行力も足りていないのも事実なので、これからもたくさんの経験を重ねて成長していきたいです。将来的には日証協の制度を活用した海外大学院への進学も視野に入れており、知識と語学力を身につけて幅広い分野で活躍できる人材になることが目標です。
気になるPOINT
CULTURE & SUPPORT
職場の雰囲気
日証協はもちろん、現在出向しているJ-FLECも、温かい人間関係と落ち着いた空気感がある職場です。どの部署においても、仕事の忙しさに波はありますが、互いにフォローして乗り越えるという風土だと感じます。また、分からないことを質問しやすく、若手の私も安心して意見を言える雰囲気があり、のびのびと働けています。
お気に入りの制度
日証協の研修制度の1つに海外語学留学制度があります。私はこの制度を活用してセブ島の語学学校で英語を学ばせてもらいました。3か月間みっちり英会話やプレゼンの練習を重ねられたことに加えて、語学学校の先生から現地の金融経済教育について生の声を聞けたことも貴重な経験でした。そして、上司や先輩が快く送りだしてくださったことには心から感謝しています。制度があることも重要ですが、利用できる環境であることも大切だと実感しました。
