職員インタビュー

業界の意見を取りまとめ、
税制改正要望を行う。

政策本部 証券税制部 2014年入職

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これまでの
キャリアパス
  • 2014

    会員部

  • 2016

    監査部

  • 2018

    公社債・金融商品部

  • 2020

    金融庁へ出向(税制関連)

  • 2022

    普及推進部(現在は業務をJ-FLECに移管)

  • 2024

    証券税制部

WORK

入職を決めた理由
就職活動をしていた時期に、ちょうどNISA制度の広報を目にしたことで日本証券業協会(以下、日証協)の存在を知りました。業界全体に対して制度設計やルールづくりで広く関われる点に魅力を感じ、さらに詳しく調べるなかで仕事の独自性にも魅力を感じ、志望を決意しました。選考過程で実際に関わった職員の方々との会話を通じて、業務への理解と自分の考えにズレがなかったことも、入職の後押しとなりました。
仕事について
入職以来、金融庁への出向も含めて幅広い部署でさまざまな業務を経験してきました。現在は証券税制部に所属し、税制改正に向けた証券業界の意見を集約し、関係省庁へ提案・交渉を行う業務を担当しています。また、税制に関する実務ガイドラインの作成や、税務に関する照会対応なども私たちの仕事になります。税制の背景を理解しながら業界全体の要望を取りまとめ、金融庁や財務省に対して現場の声を届け、改善につなげる重要な役割を担っています。
仕事のおもしろさ
税制はあらゆる金融商品・取引に関わるため、業務の影響範囲が非常に広く、責任の重さを感じながら働いています。業界の困りごとや税制度上の課題を解決できたときは、非常に大きなやりがいがあります。複雑な制度や多様な意見を整理し、納得感のある提案をつくりあげる過程には難しさもあり、決して簡単な仕事ではありませんが、それだけに自身の知見も広がっていきますし、成果が出たときの充実感はとても大きいです。
成長を感じたとき
証券税制のような専門性の高い業務に携わることで、日々多くの知識を吸収し、自ら調べ考える力が鍛えられています。特に関係省庁との交渉や業界団体との連携を進めるなかでは、論点整理や課題抽出の精度が上がったことでスムーズに交渉できるようになってきました。知識だけでは乗り切れないコミュニケーションスキルが問われるときも自分らしく対応でき、総合的にスキルアップしていることを実感しています。

ONE DAY

09:00 始業
メールチェック
10:00 午前業務
部内の定例ミーティングで対応が必要な業務を整理
11:30 昼食
12:30 午後業務
税制改正要望の相談のため関係省庁を訪問
15:30
帰社、上長に報告
16:00
省庁との相談内容を踏まえ、金融機関や他団体とオンラインミーティング
18:00
終業(1時間残業)

今後の目標

これまで経験してきた各部署での知見を活かし、今後も証券業界全体の健全な発展に貢献していきたいです。特に税制は経済活動と密接に結びついているため、最新の動向を常に把握しながら、業界の声を的確に反映することが重要で、そうした責任ある役割を全うできる職員を目指しています。また、証券業界は法改正などの変化が激しいので、自らの専門性をさらに高めていきたいと考えています。

気になるPOINT

CULTURE & SUPPORT

職場の雰囲気

日証協は社会的責任の大きな業務を担っているため一定の緊張感はありますが、職員同士の連携が非常にしっかりしていて、全体的に落ち着いた雰囲気があります。困ったことがあっても周囲に相談しやすく、丁寧に話を聞いてもらえる環境。業務の重みを共有しつつも、穏やかに支え合える空気があり、安心して働ける職場だと感じています。

お気に入りの制度

家賃補助は非常にありがたい制度で利用しています。日常的にはテレワークができる体制が整っていたり、1時間単位で取得できる休暇制度があったりと、柔軟に働けるところも魅力だと思います。そして、ただ単純に制度があるだけでなく、その制度を活用することに対して周囲の理解が根づいていることも特徴的だと感じます。

学生の皆さまにメッセージ

証券や税制というと難しいイメージを持たれるかもしれませんが、専門知識は入職後にしっかり身につけられます。大切なのは、業界や社会に対してどんな価値を提供したいかという姿勢です。証券の世界に興味がある、業界全体に影響を与える仕事をしてみたい、投資に関する画期的な制度を企画してみたい等の想いを持った方は、きっと日証協でその想いを原動力に活躍できると思います。

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