
つみたてNISAの広報を担当
若い世代の投資未経験者も対象に
投資への関心喚起に取り組む
(現:社会連携本部 広報部)
2008年入職 外国語学部 英米科 卒
5年間の銀行勤務を経て、本協会に入職。前職は営業を担当しており、外務員資格も持っていた。入職後、資格管理部、普及推進部を経て、現在、広報部に所属している。
広報部では、つみたてNISA(積立型の少額投資非課税制度)の広報活動をメインで担当し、その認知度アップのため、各種の広報活動を行っている。マスコミへの取材対応のほか、投資詐欺被害防止活動では、駅でのビラ配りをするなど、地道な活動も。

報道対応と業界全体の重要テーマに関する広報活動が2本柱
大学卒業後、5年間の銀行勤務を経て、本協会に入職しました。銀行時代に外務員資格試験の良い問題集がないか調べていたとき、辿り着いたのが本協会のウェブサイトでした。詳しく見ていくうちに、たまたま中途採用を行っており採用情報が目にとまりました。そこには外務員資格試験を所管している部署が紹介されており、その仕事内容に興味を持ったのがきっかけでした。
入職後に配属されたのも、紹介されていた部署である資格管理部でした。資格管理部には二つのグループがあります。一つは外務員資格試験の問題集をつくっているグループ。もう一つが協会員各社の外務員資格を登録・管理するグループで、私は後者に所属することになりました。3年間資格管理部に所属したあと普及推進部に異動となり、主に若年層の投資未経験の方を対象に、資産形成の知識を身につけていただくための活動を行っていました。
現在は広報部に所属しています。広報部には大きく分けて、二つの業務があります。一つめは報道対応。業界に関するニュースのチェックや、メディアからの取材への対応、会長記者会見の開催などがあげられます。二つめは、NISAの広報活動や、投資詐欺被害防止活動など、業界をあげて取り組む重要テーマに関する広報活動です。
広報活動というと華やかな仕事をイメージされるかもしれませんが、投資詐欺被害防止活動では注意喚起を行うため、警察の方と一緒に駅でのビラ配りを全47都道府県で行うなど、地道な活動もしています。

つみたてNISAの広報活動にリーダーとして取り組む
私自身は、2018年スタートのつみたてNISAの広報活動を主に担当しています。つみたてNISAは職場単位でも利用でき、証券投資を始めるきっかけとしては極めて有効な制度です。社会人になると、多くの方が積立預金や保険を自然な流れとして始めますが、同様につみたてNISAについても利用していただけるよう、いかにして一般の方の認知度向上を図るかが広報部としての課題でもあり、特に力を入れて取り組んでいます。
そして、PRしたい内容を効果的に伝えるためには、まず広報担当者がその商品や制度の中身についてしっかり理解していなければいけません。自分自身で制度や商品について勉強するだけではなく、他部署との連携も大切にしています。各制度の内容や取り組み状況を熟知している関連部署の協力を得ることで、より仕事を円滑に進めることができるからです。最近はマスコミからの取材も増えていますが、そこでもテーマに対応した部署につないでいくのが、広報部としての役割になります。どの部署がどのような取り組みを現在行っているかといった、業務の現状を常に把握しておく必要がありますので、動静のウォッチが欠かせません。記者の方も異動があり、その方がまだ金融にそれほど詳しくないという場合も。何を取材したいか、広報部が事前に整理したうえで関係部署につなぐなど、工夫をしています。専門用語が飛び交う世界ですので、記者の方により分かりやすくお伝えするよう努めていますが、あまり平易すぎて誤解を招くことがないように、といった注意もしています。
部署の違いにかかわらず、協会の業務は、業界全体に影響が及ぶような責任の大きな仕事であり、証券業界の発展に向け信頼のできる金融・資本市場作りに貢献しなければならないという使命もあります。広報部もそうですが、多くの部署が全く異なる専門性を持ち、かつ、部署間で協力しながら業務を進めています。コミュニケーションをしっかりとることが業務遂行上求められますが、本協会では入職して少し経つと、だいたいの職員の顔と名前が分かるくらい職員同士の距離は近く、それが業務上も良い影響を与えているように思います。
今後、さらに違った部署を経験することもあるかと思いますが、様々な知識を身に付け、証券業界の信頼性向上につながる仕事をしていきたいと考えています。

Career Step
- 2008.10
- 入社 資格管理部
- 2012.04
- 普及・啓発部(現:普及推進部)
- 2017.07
- 広報部
1Day Schedule
- 6:30
- 起床
- 7:00
- 朝食
ニュースで金融に関する話題をチェック - 7:30
- 朝ドラ鑑賞
朝ドラだけはリアルタイムで鑑賞したい - 8:30
- 出社
新聞や雑誌を確認し情報収集 - 9:00
- 午前業務
午後の会長インタビューの事前打合せや資料作成 - 11:30
- 昼食
上司や同僚と近隣のお店でランチ。時には、記者との懇談会も
- 12:30
- 午後業務
メディアによる会長へのインタビューに同席、メモ作り - 18:30
- 退社、夕食
同僚や友人と夕ご飯を食べて帰ることが多い - 22:00
- 帰宅
- 23:00
- 趣味の時間
読書やインターネット、家族と電話など - 24:00
- 就寝