2022年度「株や社債をかたった投資詐欺」被害防止に係る啓発活動の実施結果については、以下のとおりです。

広告による注意喚起活動の実施

昨年度に引き続き、新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえ、全国主要都市での街頭において注意喚起リーフレット等を配布し注意を呼びかける「街頭注意キャンペーン」を中止し、代わりに郵便局の有人窓口において各都道府県警察等との連名による注意喚起広告入り封筒の配布（封筒広告）を実施しました。

• 封筒広告の配布数：全国230郵便局で計230,000部配布

警察・行政機関との連携強化による注意喚起活動

各都道府県警察に対して本協会リーフレット等の無償提供を行うことで、注意を呼びかけました。

• リーフレット頒布状況：全国23都道府県警察等から約140,000部
• リーフレット活用例：「窓口での配布」、「防犯講和」、「年金支給日等における啓発活動」など

協会員における注意喚起活動

協会員の店舗等において、顧客へのリーフレット配付やポスターの掲示等を通じて注意を呼びかけるとともに、本協会ウェブサイト投資詐欺関連ページへのリンク設定や投資家向けセミナー等での注意を呼びかけました。

• リーフレット（A4）：協会員19社から合計約11,000部の申込み
• ポスター（B1）：協会員9社から約60枚の申込み
• ポスター（B2）：協会員12社から約80枚の申込み

本協会における注意喚起活動

　本協会では次のとおり注意喚起を行いました。

• 本協会ウェブサイト、メールマガジン、SNSでの注意喚起
• 被害に遭いやすい高齢者に直接的に注意喚起するため、全国老人クラブ連合会を通じ、各地の老人クラブに対しリーフレット、卓上メモ、ポケットティッシュ及び注意喚起コラムの無償提供
  　⇒79老人クラブに対し、啓発ツール合計約32,000部を提供
  
• 消費者に対し広く注意喚起する観点から、全国の鉄道会社に対し、ポスター等を無償提供
  　⇒19鉄道会社に対し、リーフレット約430部、ポスター約340部を提供
  

「株や社債をかたった投資詐欺」被害防止コールセンターの設置、情報の分析・提供等

　「株や社債をかたった投資詐欺」被害防止コールセンターでは通報の受付やアドバイスを行うとともに、ウェブサイトでの情報の公表（月1回）、行政への情報提供（週1回）を行いました。

• 通報件数　2022年度　合計115件