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動き出した「貯蓄から投資」、その先を見据えて

動き出した「貯蓄から投資」、その先を見据えて

 我が国においては、NISA制度の抜本的拡充や金融経済教育推進機構(J-FLEC)の設立など個人の資産形成を支援する環境が整備され、「貯蓄から投資へ」の流れが確実に動き出しています。

 このような投資環境の変化は、証券業界にとって大きな成長機会であると同時に、国民の資産形成を支えるという社会的責任を果たすための新たな挑戦でもあり、資本市場の健全な発展を支える中核的な存在として、より高い倫理観と専門性を持って行動することが求められています。

 今後、「貯蓄から投資」のその先を見据え、証券業界がさらなる発展を遂げるためには、トップマネジメント(経営陣)が率先し、レベルアップを図り、信頼される存在としての責任を果たすことが不可欠であることから、今般、各協会員において、以下の項目を常に銘記し、創意工夫を凝らしながら取組みを進めていくことについて、本協会の行動規範委員会で検討のうえ、理事会で決議を行いました。


1. 信頼される存在としての責任

 お客様から信頼される存在になることを常に意識し、誠実・公正な業務運営を徹底すること。お客様本位の姿勢を貫くことで、長期的な信頼関係の構築を図ること。  
 また、お客様に安心して取引いただける環境を提供していくこと。


2. パーパス・ミッションの体現

 自社のパーパス(存在意義)やミッション(役割)を明確にし、役職員一人ひとりの具体的な行動に結び付けることを重視すること。理念だけでなく、日々の業務においてその価値を実践する文化を育むことが重要である。その実現に向けて、役職員がいきいきと活躍できる働きやすい職場環境の整備にも取り組むこと。


3. 学びと向上の文化・風土の醸成

 証券業界全体として、不断に学び、向上していく文化・風土を醸成すること。好事例を積極的に共有し、互いに学び合うことで、現場の実践力を高め、業界全体のレベルアップにつながる好循環を生み出すこと。  
 また、不芳事例から得られる教訓を風化させることなく、再発防止に向けたフォローアップを徹底し、継続的な体質改善を図ること。


4. プリンシプルベースの実践

 法令・諸規則の遵守はもちろんのこと、これら形式的なルールのみに依存するのではなく、その趣旨や本質を踏まえた原則(プリンシプル)に基づいた判断と行動を重視し、お客様の最善の利益を念頭に置いたプリンシプルベースでの取組みを実践すること。


5. 証券業に携わる誇りと社会への発信

 日本経済を支える資本市場の健全な発展と国民の資産形成を支える社会的使命を担っていることの誇りを常に持ち、証券業界の役割や価値が広く国民に伝わるよう、努力を重ね、社会との信頼と理解を深めていくこと。

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