金融・証券用語集

配当性向
(はいとうせいこう)

意味

当期純利益に占める年間の配当金の割合を示す指標。

解説

株主への「利益還元率」を示しています。日本では毎期の利益にかかわらず1株当たりの配当金を基本的に変えない会社が多いため配当性向は好況期には低く、不況期には高くなる傾向があります。
なお、近年は外国人投資家からの要請もあり、配当性向の引き上げを経営目標の1つに掲げる会社もふえています。ただし、配当金を多く支払うということは、将来に備えた貯え(内部留保)は少なくなるということです。

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