証券会社や日本証券業協会をかたる偽アカウント・偽広告等にご注意ください!

SNS(Facebook、Instagram、X(旧Twitter)、LINEのグループチャット機能等)やSMS(ショートメッセージサービス・携帯電話番号宛てにメッセージの送受信が可能なサービス)を中心に、証券会社や日本証券業協会のロゴ・類似名称・コンテンツ、著名人の写真等を無断使用し、証券会社や日本証券業協会又はその役職員をかたる悪質な偽アカウント・偽広告等で以下の行為が行われていますので十分ご注意ください。
① LINEグループや情報商材販売サイトに誘導
② 暗号資産や投資ツール等の投資詐欺
③ 個人情報の不正取得
・ 投資詐欺の手口について
・ 偽アカウント・偽広告等の見分け方のポイント
・ 悪質な偽アカウント・偽広告等の被害を拡大させないために
・ 相談窓口
・ 【注意喚起】本協会を騙った偽サイトや不審なメールにご注意ください!
投資詐欺の手口について
※現在、SNS(Facebook、Instagram、X(旧Twitter)、LINEのグループチャット機能等)やSMSをクリックした後に確認されている投資詐欺の手口の事例になります。
- SNS上の偽アカウント・偽広告は、証券会社や日本証券業協会のアカウント・広告を装います。 偽アカウント・偽広告は、証券会社の公式アカウントやウェブサイトで掲載されている写真を無断転載したり、証券会社従業員の写真を無断転載して本人を名乗ることもあります。
STEP②(犯人と個別でやり取りを行うと…)
- SNS上の偽広告やURLをクリックすると、LINEグループへの参加や詐欺サイトへのアクセスを誘導されます。また、個人のLINEアカウントやSMSに突然連絡が来るケースも確認されています。多くの場合に犯人グループと個人間のやり取りに持ち込もうとしてきます。

- LINEグループに参加した場合には、グループ内で特定の銘柄の投資勧誘が行われたり、口座開設や入金を要求されます。LINEグループ内では、犯人たちが複数のアカウントを使って投資が成功しているそぶりを見せて、参加者が投資を行いたくなるように仕向けるケースもあります。このとき、個人名義の口座に入金を指示されるケースもあります。
STEP④(高額な入金をした後に…)
- その後、しばらくは利益が出たように装うこともありますが、安心して高額な入金をした後に連絡が取れなくなったり、出金時に高額な手数料や税金の支払いといった名目の口座入金を要求され、入金した直後に連絡が取れなくなることもあります。

悪質な偽アカウント・偽広告等に記載されていた文言例
- 寝ている間に利益が出ます!私たちのLINEに入ってください。
- ただクリックするだけで…簡単に月収100万円になる方法クリックするだけで爆益 元本割れしない投資ができます!
- 高精度な株式情報を無料で手に入れることができます! 俳優の〇〇さんの愛読書の投資本です!(しかし、プレゼント主は広告でかたられた証券会社ではなく、全く別の会社)
- 〇か月で月収が5倍に!今月は100万円の利益! 現在の勝率は95%!参加メンバーのほとんどが私のチームに入っています!
偽アカウント・偽広告等の見分け方のポイント
- 普段取引のない証券会社やその役職員を名乗る者からの連絡であること。
- 普段取引のある証券会社を名乗っていても、これまでは用いられたことのない連絡方法であること、唐突な内容であること。
- 「元本保証」・「確実に儲ける方法」等、必ず利益がでることを謳う広告であること。
- 公式アカウント(正式な会社・組織名)とユーザー名が異なっている。
- 広告主の所在地等を見ると、証券会社の本店・支店の所在地と異なっている。
- 特定の銘柄を購入するための入金を求められたが、振込先口座が個人名義の口座である。
参考例①(日本証券業協会の偽アカウントや事例など)
- 日本証券業協会が運営する公式アカウントも、偽アカウントが報告されております。
- 例えば、公式マークを利用しているアカウントであったとしても、参考事例のような箇所に注目して、確認ください。
【参考例】日本証券業協会の偽アカウント(Xの場合)
-
- 公式アカウント(正式な会社・組織名)とユーザー名が異なる。
公式アカウントの多くは金色や青色の公式マーク(認証バッジ)を取得していますので、参考としてください。 - 公式アカウントとユーザー名が異なる。
例えば、日本証券業協会のSNSの公式アカウントは、以下のものです。
X:@JSDAofficial(https://x.com/JSDAofficial)
Facebook:日本証券業協会(https://www.facebook.com/JSDA.PR
)
Linkedin:日本証券業協会(https://www.linkedin.com/company/jsda
) - 所在地が、本店と異なる。
- ウェブサイトが公式ウェブサイトと異なる。
- 公式アカウント(正式な会社・組織名)とユーザー名が異なる。
参考例②(実際に無断転載されたサムネイル等)
- 2023年3月・8月 FacebookやInstagram等のSNSにおいて本協会コンテンツを無断転載し、LINEグループや情報商材販売サイトに誘導している事例。
以下、実際に無断転載されたサムネイル等
本協会が、LINEグループへの参加を促したり情報商材を販売したりすることは一切ございませんのでご注意ください。

- 2017年2月 証券会社の社員を騙った者から「日証協の役員に金銭を渡す必要があることから、指定の銀行口座に金銭を振り込め」という指示があり、振り込んでしまった事例。
- 2016年11月 日本証券業協会返還部(または返還業務部等)の役職員を騙った者から、通報者の持っている未公開株の返金に関する電話があった事例。
- 2016年10月 日本証券業協会の役職員を騙った者から、通報者の持っている社債を高値で買取る旨の電話があった事例。
- 2016年1月 日本証券業協会の役職員を騙った者から、未公開株式詐欺の被害者に、被害回復を行うための手数料と称して金銭を要求する電話があった事例。

少しでも怪しいと思った場合には、直ぐにやり取りを中断して、以下のような方法で証券会社へご確認ください。
-
- 証券会社の公式ホームページに記載されたコールセンター等へ問合せを行う。
- 証券会社の公式ホームページ等で、注意喚起が行われていないか確認する。

悪質な偽アカウント・偽広告等の被害を拡大させないために
悪質な偽アカウント・偽広告等から、次のようなことをされた場合
- LINEグループや情報商材販売サイトに誘導された
- 投資勧誘を受けた
- 金銭の支払いの話が持ちかけられた

犯人グループとのやり取りを直ぐに中断し、絶対に入金は行わないでください!


- 偽アカウント・偽広告等のブロックやSNSの運営会社に対して違反の報告を行ってください。
- 以下のいずれかの相談窓口へご連絡・ご相談ください。
相談窓口
|
■ 金融庁金融サービス利用者相談室 ![]() ※SNS上の投資詐欺が疑われる広告や投稿に関する情報(偽広告等をきっかけに投資や有料の投資のアドバイスの勧誘を受けた、又は実際に投資詐欺の被害に遭った場合などに限る)をお寄せください。 受付時間:24時間(ウェブサイトでの受付)
電話(ナビダイヤル):0570-00-3581 |
|
|
警察 |
■ 警察相談専用電話 「#9110」 番 |
|
日本証券業協会 |
■ 株や社債をかたった投資詐欺被害防止コールセンター 受付時間:平日9:00~17:00 |
【注意喚起】本協会を騙った偽サイトや不審なメールにご注意ください!
現在、「日本証券業協会の名を騙り、特定の証券会社名を挙げてフィッシング詐欺の注意喚起を案内しつつ、不審なURLをクリックさせることを目的としたメール」や、「日本証券業協会の名を騙り、マーケット情報、NISAに関する情報等を紹介しつつ、不審なURLをクリックさせることを目的としたメール」を受信したとの連絡を複数いただいております。
本協会から一般の方に対して、そのようなメールをお送りしている事実はございませんので、不審なメールを受信された際にはURLをクリックしないようにご注意ください。
また、本協会のホームページを装った偽サイトが複数確認されております。偽サイトに情報を入力してしまうと、入力した情報が盗み取られてしまう可能性がございますのでご注意ください。
<利用者へのお願い>
・本協会のホームページへアクセスする際は、必ず公式のURLをご確認のうえ、アクセスしてください。
【公式URL】
https://www.jsda.or.jp/
・メールやSMS本文中に記載されたリンクをクリックする前に、常に送信者の正当性を確認してください。
HTMLメールの場合、一見、正しいURLのようでも、実際のリンク先は表示されているURLとは異なるURLである場合があります。
このような場合は、偽サイト・フィッシングサイトへ誘導するものである可能性が非常に高いため、リンクをクリックしないでください。
なお、本協会からのメールで、個人情報やパスワード等の入力を求めることはありません。不審なメールやメッセージに記載されたリンクをクリックしないようご注意ください。
今後も利用者の安全を最優先に、セキュリティ対策を強化してまいります。何卒ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
お問い合わせ
- 会員部 03-6665-6768
広報部 03-6665-6762
※ 株や社債をかたった投資詐欺被害防止コールセンターについては、広報部にお問い合わせください。

