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日証協について

トルコ資本市場仲介業協会との業務協力に関する覚書の締結

本協会とトルコ資本市場仲介業協会(TSPAKB)i は、国際市場に生じる課題に共同で対処するため、両協会間の関係の強化を図ることを目的として、業務協力に関する覚書を締結いたしました。覚書の署名は、両協会が加盟している国際証券業協会会議(ICSA)の第25回年次総会の会期中である2012年6月12日に、デンマークのコペンハーゲンにおいて、日本証券業協会の前哲夫会長とトルコ資本市場仲介業協会のアティラ・コクサル会長との間で行われました。

この覚書の下で、両協会は、それぞれの協会が管轄する証券市場に関し、以下の項目について情報交換を行うこととされました。

  • 法律、規制及び自主規制
  • 効率的な市場慣行及び市場メカニズム
  • 新たな投資商品・サービスの発展
  • 投資家教育

更に、今後、両協会では、両国市場・業界の関係強化のため、次の協力についても検討を行うこととしております。

  • 両協会の役職員の相互訪問、ミーティングの開催
  • 両国証券市場・業界に関するセミナーの共催及び協力
  • 両国の市場参加者の間での情報交換・連携の促進
  • 国際フォーラムでの共通関心事項等の表明

これらに加え、両協会は、相互に関心を有する事項に関して、必要な場合には、両協会で協議を行い、協力を行っていくこととされております。

この覚書を踏まえ、本協会では、国際市場に生じる課題に共同で対処し、両国市場・業界の更なる公平性・効率性の確保、加えて、アジア証券市場全体の発展のため、トルコ資本市場仲介業協会と緊密に連携を図って参ります。

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i トルコ資本市場仲介業協会(TSPAKB)は、2001年4月に資本市場法に基づくトルコ資本市場の自主規制機関として設立されました。また、協会の定款は、政令により2001年1月8日に施行されました。トルコの資本市場で業務を行う認可を得た全ての金融仲介業者が同協会の会員となっており、現在の会員は142社:証券会社101社、デリバティブ会社1社、銀行40行。

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