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日証協について

「カウンターシクリカルな(景気変動抑制的な)資本バッファーの提案」について

 バーゼル銀行監督委員会では、昨年12月に「銀行セクターの強靭性の強化」及び「流動性リスク計測、基準、モニタリングのための国際的枠組み」と題する市中協議文書を発出し、自己資本の質の強化、リスク捕捉の強化(カウンターパーティ・リスクの取扱いの強化等)、レバレッジ比率規制の導入、プロシクリカリティ(景気変動増幅効果)の抑制及び流動性規制の導入等の規制改革案を提案したところであります。

 これに追加して、同委員会では、本年7月に、カウンターシクリカルな(景気変動抑制的な)資本バッファーの枠組みに関する提案を市中協議に付したところであります。

 本協会では、昨年12月の提案に引き続き、今回の提案も銀行を対象とするものでありますが、金融資本市場全体の活動ひいては実体経済にも大きな影響を及ぼす可能性があることから、我が国証券業界としての対応を国際関係諮問委員会等において検討し、以下のコメントをバーゼル委あてに提出いたしました。

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