LESSON1 将来のために必要って本当? お金の計画の必要性

これからの長い人生をより充実させていくためには、
お金が必要。
いつかは結婚、育児、マイホーム購入、
定年後には世界一周旅行も!

…たくさんのライフイベントやチャレンジしてみたいことがある中で、
あなたにとっての
「いつか」「こうしたいな」を叶えるために
「将来のお金」について考えてみませんか?

POINT1将来、生活にかかる費用は、今より増加していくと予想されています。

原因1社会保険料や税金の増加

人口の推移
出典:総務省統計値「日本の統計2022 人口の推移と将来人口」より作成

今後日本は少子高齢化により、64歳以下の割合が減り、65歳以上の割合が増加していくといわれています。つまり、働く人は減っていくのに、社会保障の給付が必要な人はふえ、その補てんのために1人当たりの社会保険料や税金が現在よりさらに増加すると予想されているのです。

原因2物価の上昇 デフレからインフレ物価の上昇 デフレからインフレ

消費者物価指数
出典:総務省「消費者物価指数(総合)年平均」より作成

2013年より、物価(モノやサービスの価格)が上昇する傾向にあります。物価が上昇すると、当然生活に必要なお金も増加していきます。

1965年当時の1万円は、2021年時点では約4万円の価値があり、約57年で物価が約4.2倍上がったといえます。
出典:日本銀行ウェブサイト

金利が低いので、
預貯金してもお金は
なかなかふえません。

例えば…金利0.003%の場合、100万円を定期預金に1年間預けても、30円しかふえません。(税金を考慮しない場合)お金を2倍にするには24,000年かかります。 例えば…金利0.003%の場合、100万円を定期預金に1年間預けても、30円しかふえません。(税金を考慮しない場合)お金を2倍にするには24,000年かかります。
※各金融機関によって実際の金利は異なります。

金利が低いと、金融機関にお金を預けてもなかなかふえません。

72の法則
下記の式で、預けたお金が2倍になるまでの年数を簡単に確認できます。
72÷預金金利(%)≒2倍になる年数
※算出される結果は概算値となります。

「生活にかかる費用が増加する」、
「低金利でお金がふえない」という現状では、
「将来どのくらいお金がかかるのか」を
把握することが必要
です。

POINT2 人生のいろいろなライフイベントには、
まとまったお金が必要です。

将来予想されるイベントまでに
お金を準備するには?

これまで、人生におけるライフイベントと言えば、結婚、出産、子供の教育、マイホームの購入、老後の生活費などが、多くの人に共通するものと捉えられてきました。しかし、近年、ライフスタイルの多様化が進むにつれ、個々人のライフイベントの組合せは多岐にわたってきています。 それだけに、これまで以上にご自身のライフスタイルに合ったプランを想定したうえで、それに伴うイベントや必要資金を早い時期から把握し、いかにお金を準備できるかが重要となります。

「何のために」「いつ」「いくら必要」を整理すると、お金の計画「マネープラン」ができます。あらかじめマネープランを立てておけば、いつまでにどのくらいお金を準備しておけばよいのかが明確になり、お金を準備する手段や方法を、長期的な視点でイメージしやすくなります。

マネープラン マネープラン

マネープランを立てて、お金を準備できれば
より確実にイベントを実現することが
できます。

ライフイベントには
どのくらいお金が必要?

結婚に係る費用の目安、子どもに係る費用の目安、マイホーム購入金額の目安、ゆとりある老後に必要な費用の目安 結婚に係る費用の目安、子どもに係る費用の目安、マイホーム購入金額の目安、ゆとりある老後に必要な費用の目安