みんなの結婚準備金は一体どのくらい?
近い将来、結婚を考えている人にとって、結婚にかかる費用は知っておきたいことの一つでしょう。18歳~39歳の結婚意思のある未婚者に、一年以内に結婚するとしたら何が障害となるかを尋ねた調査では、男女ともに「結婚資金」をあげた人が最も多く(男性43.3%,女性41.9%)いました。結婚したくてもお金についての不安があって躊躇している人が少なくないのかも知れません。
出典:厚生労働省「第15回出生動向基本調査」より
その障害を乗り越えるには計画的な貯蓄が大切でしょう!そのためにも早いうちにどのくらい費用がかかるのかを知っておきたいものですね。実際に結婚をした20代のみなさんに、お金に関するさまざまなことを伺ったアンケート結果を紹介しますので、参考にしてください。
みんなの結婚準備金は一体どのくらい?
指輪、結婚式、新婚旅行にかかった費用は?
婚約指輪は、購入していない人も3割近くいますが、購入した人の中では、「10万円~20万円未満」(15.4%)が最も多くなりました。一方で結婚指輪は、婚約指輪よりも買う人の割合が高まり、かかった金額は婚約指輪と同じ「10万円~20万円未満」(23.6%)がボリュームゾーンとなりました。
結婚式の費用は「200万円~300万円未満」と「300万円~400万円未満」が共に25.2%となり、このゾーンで全体の半分を占める結果に。「100万円~200万円未満」の人も21.4%と近い人数であり、エリアや規模、内容も異なることから、人によって、結婚式にかかる費用はだいぶ幅があることがわかります。
この結果は、新型コロナウイルス感染症の流行後に結婚式をあげた人の回答ですが、流行前に結婚式をあげた人で最も多い回答は「300万円~400万円未満」でした。コロナの影響で、少し結婚式にかける費用を抑えた人もいたのかも知れませんね。
コロナの影響で延期したなどの事情が考えられますが、新婚旅行に行っていない人が全体の4割を占めました。行った人の中では、「10万円~20万円未満」「20万円~30万円未満」の回答が多くを占めました。
結婚し、二人での新生活が始まると、さらにさまざまなお金がかかります。代表的な支出が「引っ越し費用」ですが、アンケートによると、3割近くの人は引っ越しをしなかった模様。一方、引っ越しをした人がかかった費用は、10万円未満の人もいれば、100万円以上の人もいて、非常に幅広いことがわかります。引っ越しの有無にかかわらず、新生活には何かとお金がかかるため、結婚前に二人でよく話し合い、自分たちにはどのくらいの金額が必要かをあらかじめ把握しておきましょう。
ついつい結婚式や新婚旅行に目が行きがちですが、その後にかかる費用も考慮してある程度お金を取っておくことが大切です。
結婚費用の中でも、結婚式に一番お金がかかるみたいだね。
それに、新生活にもまとまったお金がかかることに注意しなきゃ!
投資初心者カップルが
ゼロから投資をはじめてみた
結婚資金を貯めるためにやるべきこと
お金があればあるほど、結婚式や新婚旅行などの選択肢は広がります。希望を叶えるには、できるだけ結婚資金を貯めておきたいものです。
実際20代のみなさんはどれくらいの金額を目標としていたのでしょうか?先ほどのアンケート調査を見てみましょう。
目標金額を決めていた人の中で最も多かったのは「100万円~200万円未満」でした。結婚式をあげるかどうか、指輪を買うかどうかなどによっても異なりますが、どんな結婚をしたいのかよく二人で話し合って、目標金額を設定し、貯蓄の仕組みを作っていきましょう。
あるカップルを例に説明します。
貯蓄の基本は「先取り」です。1年間など短期間であれば、給料日に引き出して、貯金箱や封筒などで貯めていくのも良いですし、それでは使ってしまいそうな予感がする人は、「積立定期預金」や、自動的に資金を移動するサービス「自動定額積立」を利用すると良いでしょう。積み立てに余力がある人や、結婚がまだ先の人は、「貯める」だけでなく「ふやす」ことを目標に長期的な視点での積み立て投資にチャレンジするのもありです!幸せな結婚生活をイメージしながら、仕組み作りをしてくださいね。
結婚やその後の新生活をイメージしたらなんだか楽しくお金を貯められそう!
コツコツがんばろうっと!
お金の計画の必要性
結婚にかかるお金はすぐに準備できる金額ではないから、計画的に積み立てをしていこう!それからぼくのお母さんが言うには、結婚はゴールじゃなくて始まりなんだって。だから、その後の生活のことも考えて、今のうちからお金をふやしていく習慣を身につけることが重要だよ!
意外と貯金なしで結婚した人もいるのね!ちょっと安心しちゃった。
親からの援助も少しは期待してていいのかな?
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