統一慣習規則
制定日 昭和51年(1976年)10月20日 |
規則の制定の経緯、規則の目的・趣旨等
制定の経緯
昭和51年(1976年)、従来、「事故証券の処理に関する規則」については、各地の証券業協会で、制定されていた地区と制定されていない地区があり、また、制定されていた地区においてもその内容に若干の相違があったことから、これを整備統一するとともに、併せて、従来の「事故株券に関する規則」と「事故債券に関する規則」を統合し、同一内容の規則を全国的に適用することとするため、新たに本規則を制定した。
目的・趣旨等
協会員が店頭において行う株券及び債券の売買その他の取引により引渡しを受けた証券に事故があることを発見した場合の協会員間における処理を明確にし、証券の円滑な流通を図ること。
協会員向けのQ&A・ガイドライン等
制定日 昭和50年(1975年)6月20日 |
規則の制定の経緯、規則の目的・趣旨等
制定の経緯
昭和50年(1975年)、従来、各地の証券業協会で定めていた旧「株式の名義書換失念の場合における権利の処理に関する規則」については、各協会でほぼ同一の趣旨のものが制定実施されていたことから、社団法人日本証券業協会の設立後、これら旧規則を整理統合し、新たに本規則として制定した。
目的・趣旨等
会員が自己名義の株式を他の会員に譲渡したのち、当該株式に対する剰余金の配当、交付金若しくは清算金等の交付又は新株式若しくはその他の株式の割当てを受けた場合において、その取得した剰余金の配当、交付金若しくは清算金等又は割当てられた新株式若しくはその他の株式を当該株式の名義書換えを失念した譲受人である会員に返還するための処理を円滑にすること。
制定日 昭和62年(1987年)10月16日 |
規則の制定の経緯、規則の目的・趣旨等
制定の経緯
昭和62年(1987年)、公社債の発行、流通量の増加に伴い、抽選等により償還される債券の額が年々増加する実情に鑑み、協会員間において受渡しが行われた債券が抽選等による償還債券であった場合の当該債券の引換処理を明確にし、債券の円滑な流通を図るため、本規則を制定した。
目的・趣旨等
協会員が店頭において行う債券の売買取引の受渡しに用いられた債券が、抽選により償還されることが確定している債券及び年次別均等償還等により繰上償還されることが確定している債券である場合の協会員間における処理を明確にし、債券の円滑な流通を図ること。
制定日 平成12年(2000年)9月8日 |
規則の制定の経緯、規則の目的・趣旨等
日銀ネットワークシステムにおける国債の即時グロス決済の実施(平成13年(2001年)1月4日)に伴い、協会員間及び協会員と顧客との間の債券の受渡しにつきフェイルが生じた場合の取扱いについて必要な事項を定め、債券の店頭売買その他の取引に係る受渡しの円滑化を図るため、本規則を制定した。