証券市場BCP協議会においては、証券市場全体のBCP構築に向け、市場の特性や機能に応じた専門的かつ実務的な検討を行うために、同協議会の下部機構として、「取引所取引専門部会」、「公社債取引専門部会」及び「取引所市場外取引専門部会」を設置し、2006年10月に中間報告を公表いたしました。
 　取引所取引専門部会では、その後の政府における首都直下地震等の被災想定の見直しや取引所取引におけるテクノロジーの進化、取引参加者のシェア構造の変化などの環境変化を踏まえ、取引所取引のBCPの見直しを検討するため、休会中であった取引所取引専門部会を2016年12月に再開するとともに、市場関係者から幅広い意見を募集する目的で、当該専門部会の下部組織として取引所取引専門部会分科会を設置しました。
　同分科会では、2016年12月から2017年3月までの間、主に①(株)日本取引所グループのバックアップ態勢の見直し、②コンティンジェンシー・プランの見直しについて検討が行われ、「取引所取引専門部会 第二次報告書」が取りまとめられました。
　今般、当該報告書が同協議会において了承されましたので、公表いたします。

【取引所取引専門部会 第二次報告書】　

【ご参考】