日証協について
IOSCO 世界投資者週間(World Investor Week)2020

証券監督者国際機構(IOSCO)では、本年10月に「世界投資者週間(WIW)」を定め、世界規模で投資者教育、金融リテラシーに関するメッセージの普及・拡散を図り、関係機関によるグローバルなキャンペーン活動を実施しています。
本年は、10月4日から10日を「世界投資者週間」と位置づけ、本協会においても、イベントの開催や周知用バナーのWEBページ掲載等を通じて、WIWのキャンペーン活動に積極的に参画・協力していく予定です。
Key messages
〇 投資の基本
賢い投資者は、
- 投資専門家(業者、外務員等)がライセンスを受けていることを確かめる
- 投資を行う前に商品についてリサーチする
- 投資の選択に際して手数料の影響を検証する
- 全ての投資にはリスクがあることを理解する
- “すぐ儲かる”、“損しない”スキームは避ける
- 複利の効果を認識する
- 分散の重要性を認識する
- 将来の必要性・目標に沿って計画や投資をする
- 長期・積立・分散投資の利点を認識する
- 不確かな時代に、人生における予期しない課題への対処法や投資を計画する
〇 ICO、デジタル資産、オンライン投資
賢い投資者は、
- ICOや暗号資産(仮想通貨)全般に関連するリスクを理解し、これらの商品に投資判断を行う際には注意を払う
- オンラインやデジタル環境への投資を検討する際に、デュー・ディリジェンスの重要性を忘れない
- オンライン投資詐欺の兆候を警告するレッドフラグを認識する
- 著名人の推薦にのみ基づいて投資しない
- 合法的な金融機関が投資資金を受入れる方法をよく理解している
活動状況
- 証券投資の意義を訴求するメッセージ広告
証券投資の持つ“社会的意義"(社会・経済・企業の応援)をより多くの方に認識してもらうことを目的として、2020年10月上旬に東京・名古屋、同月中下旬に大阪の各主要駅にグラフィックを盛り込んだメッセージ広告を掲出します(10月1日~31日にかけてはSNS等でもご覧いただけます)。
詳細はこちらをご覧ください。
- 金融証券教育活動
投資未経験者・初心者を対象にセミナーの開催、講師派遣、ウェブコンテンツによる情報配信等を行っています。
詳細はこちらをご覧ください。(金融・証券に関する学習情報サイト「投資の時間」に移動します。)
- 「株や社債をかたった投資詐欺」被害防止に係る広報活動
高齢者を中心に深刻な社会問題となっている「株や社債をかたった投資詐欺」被害の防止を図るため、新聞広告の実施やウェブサイトにおける情報発信等を通じて、一般消費者・投資者に注意喚起を行います。
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